iPadはApple社が販売している人気のタブレットPCだと思うが、いくつかの種類がある。
iPad(無印)、iPad mini、iPad Air、iPad Proがあり、一番安価なのは無印iPadになる。
iPadの中ではエントリーモデルになるのだが、多くの人の使い方ではこのiPad(無印)でも十分だと思っている。
僕自身も型落ちの無印iPadを使用していて、これまでのiPadに関する記事でも「多くの人は無印iPadでも十分」と書いてきた。
今回は多くの人に使用用途では十分ということを少し深掘りして書いていきたいと思う。
無印iPadの長所と気になるところ

iPadの中では安価で購入ができる
無印iPadで最新なのが第11世代に当たるiPad(A16)になる。容量128GBのWi-Fiモデルは58,800円で販売されている。
ちなみにiPad mini(A17 Pro)のWi-Fiモデル128GBは78,800円、iPad Air(M3)のWi-Fiモデル128GBは98,800円になる。
11インチの画面でスペックも高いタブレットを6万円あれば購入ができる。後述するがiPadというかApple製品は性能が高い。
androidなどの安価なタブレットもあるが、iPadはデザイン性も良いしApple Pencilも使える。
iPad AirやiPad Proなどを使った方が良い人もいるのだが、多くの人は無印iPadを購入して余った資金を別に使った方が良いと思う。
無印iPadでもスペックは高い
iPadは無印モデルでもスペックは高い。僕自身は二世代前のiPad 第9世代を使用しているが、自分の使用用途ではほとんどストレスなく使えている。
・ネットブラウジング
・SNS(Xやインスタグラム)
・音楽鑑賞
・動画視聴
・電子書籍閲覧
・メールチェック
・メモアプリ記入
動画は高画質の作品を視聴する場合にはスムーズな再生ができない時もあるだろうし、ゲームも重たいゲームは厳しいかもしれない。
とはいえ、主に上記のような使い方をする人は多いだろうから、そういったあまり本体に負荷のかからない用途がメインでは十分だろう。
11インチのバランスの取れたサイズ
コンパクトさを重視するならばiPad mini、とにかく大きな画面が良いなら13インチサイズが適しているだろう。
現存モデルのiPad(A16)は11インチと比較的バランスが取れたサイズになっている。
ネットブラウジングをする時には文字が大きく表示されるし、表示領域も広めだ。
またスポーツや映画などの動画視聴や、撮影した写真を閲覧する時にも良いサイズだと感じる。
11インチは特別に小さいとも大きくないサイズであるからこそ、エントリーモデルには中間的なサイズを導入しているのだろう。
対応していない機能などがある
iPad miniやAirとは違う点もいくつかある。まずは無印iPadはApple Pencil Proには対応していない。第1世代かUSB-Cモデルだけになる。
それとフルラミネーションディスプレイというディスプレイ、タッチパネル、カバーガラスまでを圧着している技術を導入していない。
隙間があるので、Apple Pencilを使って絵を描いたりする人だと少し違和感(若干遅延を感じるなど)を感じるかもしれない。
また他モデルと違って反射防止コーティングもされていない。ここを気にする方もいるだろう。
ライトな使い方をする人ならば無印iPadでもあまり気にならないと思うが、クリエイティヴな事をiPadでしたい人は留意しておきたい。
またApple独自のAIであるApple Intelligenceには対応していない。
負荷のかかる作業や動作は微妙
負荷のかかる重たいゲームや動画編集では、最新のiPad(A16)では微妙なところがあるだろう。
A16チップはiPhone14 Proなどに採用されたチップで、性能としては決して現在でも低くはない。
とはいえ、上位モデルのiPad AirとiPad Proと差別化を図るために、iPadは少しライトな使い方や初めてiPadを購入する人をターゲットにしている。
上位モデルとの差をつけるために仕方がないだろうし、価格を考えると妥当かなと。
無印iPadは多くの人に十分な理由

日常使いでは十分なスペック
多くの人はネットブラウジングや動画視聴、SNS閲覧や電子書籍を読んだりする目的でタブレットPCを使うだろう。
それらの用途であれば、先ほども書いたようにエントリーモデルの無印iPadでも十分だし、Apple製品なのでスペックも高い。
別途それなりのスペックのパソコンがあれば、特にiPadは無印モデルでも十分だと言える。
凝った使い方をしなければ、動作面での心配はあまりないかなと。
価格面での安さ
これも先ほど触れたが、iPad(A16)ならばiPad miniやiPad Airよりも安い58,800円で手に入れられる。
6万円近くするので、多くの人は決して安い買い物ではないのだろうが、そのコストなりに人生の豊かさなどをもたらしてくれる。
iPad Air(M3)の11インチと比較すると4万円の価格差があるので、無印iPadを購入してその価格差でAirPodsなどの他のApple製品を購入することもできる。
多くのandroidタブレットやAmazonのFire HDタブレットよりも高価にはなるが、その価格の割にはリターンもあるという言い方にはなるかな。
他モデルのiPadが良い人

コンパクトさを重視するならiPad mini
もちろん外出先などで使うためにコンパクトなサイズのiPadが欲しい人は、8.3インチのiPad miniの方が良い。
ボディがコンパクトなので片手だけで電子書籍が読めたり、あるいは小さなテーブルでも置けて使えたりする。
8.3インチのiPad miniは主にインプットを重視する人にオススメだろう。
クリエイティヴな作業をするならiPad Air
絵を描くなどの作業をする人はiPad Airを選んだ方が無難だろう。Apple Pencil Proが使えフルラミネーションディスプレイに対応している。
最上位機のiPad Proもあるが、Proモデルは一部の人向けだと思うのでiPad Airの方が良いだろう。
またとにかく大きな画面のタブレットが使いたい場合は13インチのiPad Airが選択肢になる。ノートPC並みのサイズでアウトプットするのにも良い。
今日のまとめ
無印iPadはエントリーモデルとはいえスペックが高いので、多くの人使い方では十分に活躍してくれると思っている。
タブレットPCは1台あると便利だと思うので、所有していない人はぜひ検討をして欲しいと思う。
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