2024年の春になって、iPad 第9世代のことについて書くのは今更感があるが、iPadなどのタブレットは1台あると便利なので書いてみたい。
エントリーモデルの無印iPadは毎年発売されているが、高騰しているApple製品の中でもiPad 第9世代はオススメできる。
iPad 第9世代はあと2〜3年は活躍してくれると思うし、初めてのiPadや安く購入したい人の選択になると思っている。
今回はiPad 第9世代について取り上げたい。iPad 第9世代でも十分な人も多いと思うので、特徴や購入をオススメする人について書きたい。
追記 2024年5月18日
2024年5月7日にAppleストアでの販売(現存モデルとして)は終了しました。
さらに追記 2024年9月16日
個人的にも先日からiPad 第9世代を使うようになった。ネットブラウジングや動画視聴などがメインの自分の使用用途ではストレスなく使えている。
iPad 第9世代の主なスペック
上記にiPad 第9世代の主なスペックについて記載した。主な特徴は以下に少し説明したい
サイズとディスプレイ
iPad 第9世代は10.2インチのホームボタン搭載モデルだ。10.2インチというのはバランスが取れたサイズだと思う。
iPad 第9世代はRetinaディスプレイで、液晶パネルと表面のガラスを圧着して一体化したフルラミネーションディスプレイではない。
ただそれでも液晶画面は十分に綺麗だと思うし、解像度も2,160×1,620ピクセルとなっている。動画視聴ならば問題なさそう。
搭載チップ
iPad 第9世代はA13 Bionicチップを搭載していて、2019年発売のiPhone 11シリーズと同じチップになる。
僕が使っているiPad mini 第5世代はA12 Bionicチップだが、重たい作業をしない限りは問題なく動いている。
それを踏まえて、iPad 第9世代も負荷のかかる動作をしなければ、あまりストレスを感じずに使えると思っている。
Apple Pencil
Apple Pencilは第1世代に対応している。なので充電方式はLightning端子に差し込む不恰好なカブトガニ形式になる。
第1世代にしか対応していないとはいえ、デザインや絵を描いたりする仕事でなければApple prncil 第1世代でも充分だと思う。
簡単なメモやアイデア、ノートの書写しでは特に問題なく使用できるだろう。
カメラ
iPad 第9世代のメインカメラは8MPなので、そこまで綺麗に撮影はできないと思うが、フロントカメラは12MPだ。
さらにセンターフレームの機能があるので、ビデオ会議などをするのには向いているだろう。フロントカメラの向上は当時話題になった。
セキュア認証
iPad 第9世代の後継機となる第10世代(2022年秋発売)ではホームボタンがなくなりオールスクリーンの筐体となった。
なのでiPad 第9世代は2023年9月現在では現存モデルで唯一のホームボタン搭載のiPadだ。
ホームボタン搭載のAppleデバイスはクラシカルなデザインで、Touch IDは一長一短の特徴があると思う。
指が濡れていればTouch IDが反応しにくいが、机に置いたiPadに指を乗せれば一発でロック解除できる面もある。
スマートキーボード対応
iPad AirやProは高価なMagic Keyboardに対応しているが、無印iPad(10.2インチ)はスマートキーボードに対応している。
評判は様々だが、文章を打ち込む作業をしたい人向けのキーボードだと思う。もちろんBluetoothキーボードも接続できる。
iPad 第9世代はいつまで使えるのか?
iPad 第9世代は2021年秋に発売され、2024年5月にApple Storeでの販売が終了した。
とはいえ、iPad 第9世代は2026〜27年秋までは最新のiPad OSのサポートが受けられると推測する。
2017年発売のiPad 第5世代は2023年秋登場のiPad OS 17では対象外になったものの、2018年発売のiPad 第6世代はサポート対象となった。
iPadは機種によるが、発売開始から約5〜6年は最新のiPad OSの対象になる傾向になっている。
またAppleの修理サポートなどに関しては、Apple Storeでの販売終了日から最低5年は受けられる傾向にある。
iPad 第9世代は2024年5月にApple Storeでの取り扱い(整備済製品では出るでしょうが)が終了したので、2029年5月までは修理サポートが受けられると推測できる。
iPad 第9世代を使うメリット
適度な大きさの画面サイズ
8インチクラスのiPad miniや12.9インチのiPad Proもあるが、10〜11インチクラスはバランスの取れたサイズだ。
ネットブラウジングや動画視聴をするのに良いサイズだと思うし、電子書籍も大きな画面で見やすい。
iPadを初めて購入する人は、小さすぎず大きすぎない10.2インチのiPad 第9世代でiPadデビューをするのに最適だと思う。
多くの人には十分な性能
iPad 第9世代はA13 Bionicチップ搭載だが、多くの人には十分な性能だと思っている。
・ネットブラウジング
・動画視聴
・SNS閲覧
・音楽鑑賞
・電子書籍閲覧
これらなどはiPad 第9世代でも十分にできるし、負荷のかかる動作をしなければストレスなく使えるはず。
iPad AirやProはApple Pencil 第2世代に対応しているし、スペックも高いので魅力的に感じる人も多いだろう。
しかし無印iPadでも普段使いには十分な人は多いと思うので、その点は留意してもらいたい。
また2021年発売なので、2026〜2027年までは最新のiPadOSのサポートが受けられるだろうし、あまりストレスなく使えると思う。
iPadとしては手頃な価格
iPad 第9世代はWi-Fiの64GBモデルは価格が49,800円となる。決して安い買い物ではないが、エントリーモデルなのでiPadでは最安だ。
iPad 第10世代でも68,800円からだし、iPad Airは92,800円から。iPad 第9世代は型落ちなので、iPadでは安い方だ。
追記 2024年5月18日
iPad 第10世代は5月7日に58,800円(Wi-Fiモデル 64GB)から購入ができるようになりました。
もちろん中古や整備済み製品で安くiPadを購入することはできるのだが、表現が正しくはないのだろうが、iPad 第9世代は比較的手頃な価格だ。
価格面もあって、初めて購入するiPadは無印iPadをオススメしている人が多いのだと思う。
Appleストアでは現行モデルでの販売はなくなったが、2024年9月現在では家電量販店やAmazonなどでは新品での販売がまだある。
実際にiPad 第9世代を使ってみて
先日にiPad 第9世代を使うようになったと書いたが、カメラサブスクを展開しているGOOPASSからiPad 第9世代をサブスク契約した。
1週間ほど使用したが、ネットブラウジングはもちろん、動画視聴などもストレスを感じずに使用できている。
僕の場合は先ほどにも書いたネットブラウジングや動画視聴を中心に、音楽鑑賞や電子書籍(Kindle)だったりSNSの閲覧や投稿に使用している。
言っても2024年5月まで現行モデルとして販売されていたので、多くの人の使用用途では十分なスペックはやはりあると思う。
10.2インチのサイズも良くて、MacBook Airで作業をしている時にサブディスプレイ代わりに調べ物や資料などを見たりしている。
iPad 第9世代は高負荷のかかる動作をしない限り、iPad第9世代はまだ数年は現役で活躍してくれると思う。
iPad 第9世代の購入をオススメする人
初めてiPadを購入する人
iPad AirやProモデルは、初めてiPadを購入する人にはオーバースペックだと思うし、iPad miniだと画面サイズが小さい。
iPad 第9世代は初めてiPadを購入する人にも問題なく使えると思うし、多くの人が使うのに十分なスペックがある。
まず最初はスタンダードモデルを購入して、2回目以降の購入にその他のモデルを検討するのが良いと思う。
費用を抑えてiPadを購入したい人
先ほども書いたが、iPad 第9世代はWi-Fiモデル64GBが49,800円で購入ができる。他のモデルと比較して安価だ。
Apple製品は近年値上げされているので、資金を抑えて購入したい人はiPad 第9世代を購入することをオススメする。
中古品や整備済み品に抵抗がない人はそちらを購入しても良いと思うが、新品や現行モデルだとiPad 第9世代が良い。
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