円安の影響でApple製品は値上げされ、iPadもエントリーモデルでも49,800円(第9世代のWi-Fi 64GB)からとなっている。
そこで「なるべく安く購入ができるタブレットが欲しい」という人の選択肢になると思うのが、Amazonから発売されている「Fire タブレット」だ。
僕自身も先日、じゃんぱらでFire HD 10(2021年モデル)を購入したが、何かと役に立ちそうなタブレットになりそうだ。
使い方によるのだが、動画視聴や簡単なネットブラウジングならばFire タブレットでも十分に活躍してくれると思っている。
負荷のかかる作業をしなければ、多くの人はFireタブレットでも色々な用途で活躍してくれると思う。以下に書いていきたい。
Amazon Fireタブレットについて

3サイズ展開されている
Amazonが販売しているFireタブレットだが、7インチのFire 7、8インチのFire HD 8、10.1インチのFire HD 10の3サイズがある。
そこにFire HD 8とFire HD 10は上記機種のFire HD 8 PlusとFire HD 10 Plusがある。メモリがより多く、ワイヤレス充電できるタイプだ。
サイズの他にディスプレイの解像度が異なり、Fire HD 10は1920×1200のサイズで結構キレイに見れる。
Fire 7は僕は使ったことがないのだが、Fire HD 8は少しコンパクトなサイズで、Fire HD 10はタブレットとして使うのには適している。
安価な価格設定
iPadが安いモデルでも5〜6万円ほどするのに対し、Fireタブレットは安価だ。Fire HD 10でも32GB容量ならば15,980円だ。
OSも性能も違うiPadと比較するのはフェアではないが、iPad 第9世代(49,800円から)はFire HD 10(15,980円)の3倍近い価格になる。
Fire HD 8も2022年秋に新モデルが登場して、これが32GB容量だと11,980円(前モデルは9,980円でした)だ。
Fire HD 10の15,980円も決して安い買い物ではないと思うが、10インチのタブレットとしては安価。「コスパに優れている」という声も多い。
使えるアプリは少し限られる
AmazonのFireタブレットは独自のOSを使っているので、androidのアプリは原則入れることができない。
厳密にいえば、ネットで検索するとGoogle Playをインストールする手段が書かれているのだが、よく自己責任でと言われる。
ただ使い方によるのだが、ネットブラウジングはsilkアプリでできるし、アプリストアではTwitterやゲームのアプリはある。
YouTubeは公式アプリではないので推奨はしないが、普段使いならばそこまで不便はないと思う。Amazonのコンテンツをよく利用する人にはそこまで影響はないかと。
Amazon Fireタブレットで出来ること

ネットブラウジング
Fireタブレット純正のSilkブラウザを使えば、ネットブラウジングをすることができる。Google検索でサイトにアクセスも可能だ。
動作の方も、Fire HD 10(2021年モデル)はメモリが3GBあるし、あまりストレスなくブラウジングすることができる。
また作業をする時には、パソコンでメインの作業をしながら、調べ物が必要な時にFireタブレットを使うやり方もあると思う。
動画視聴・音楽鑑賞

動画視聴の用途でも、FireタブレットはAmazon Prime Videoが視聴できるのは当然。またYouTube動画を見るのにも問題ない。
アプリストア内ではサードパーティー製のYouTubeアプリがあるのだが、SilkブラウザからYouTubeも視聴できる。動作もあまり重たくはない。
それと音楽鑑賞に関しても、Amazon Musicを使うのはもちろん、Spotifyアプリがあるのは大きいかなと。個人的にもSpotifyを利用している。
Fire 7はモノラルスピーカーなので音はあまり良くないようだが、ステレオスピーカーのFire HD 8と10はそれなりのレベル。
これも何か作業をしながら、動画や音楽を流したりするデバイスとして重宝すると思う。
Kindleアプリで読書

これはFireタブレットのサイズにもよるけど、AmazonのKindleアプリで読書する時にも役立つ。僕も読書でFireタブレットを使用する。
Fire 7は片手で読書をする時に役立つし、Fire HD 10は雑誌などを読む時に良いサイズだ。中間はFire HD 8なのだが。
僕はAmazonの月額読み放題サービスのKindle Unlimitedに加入していて、読書を習慣的にするようにしている。
話は少し逸れるが、読書をすると知識を身につけるので、読書で情報を得ることはした方が良いと思う。読み放題サービスには良書は多いので。
2画面表示

最近発売されたFire HD 10やHD 8では、2画面表示をすることができる。MacやiPadのSplit Viewのようなことができる。
例えばKindleアプリを開きながら、Silkブラウザで調べ物をすることもできる。マルチタスクのようなことが可能になるのだ。
2画面表示を効率的に使いたい場合は、10.1インチのFire HD 10や HD 10 Plusを購入した方が良いかなと思う。単純に表示面積が広いので。
その他の機能
あとは、僕はタブレットでゲームをあまりしないが、負荷のかからないゲームであればなんとかプレイできる性能はあるだろう。Fireタブレットのレビュー動画を見るとそんな印象。
それからiPadと違って、micro SDカードで本体ストレージを増やすことができる。動画や書籍を多くダウンロードする人は追加で購入するのが良い。
micro SDカードは1TBの容量まで対応しているので、それぞれの用途で購入するカードの容量で決めることができる。
Fireタブレットの気になる点

iPadやandroidタブレットと違って、Fireタブレット独自のOSを使用しているので、対応しているアプリは少し少ないと思う。そこが一番気になる点かな。
Amazonのコンテンツは当然問題ないけれど、YouTubeアプリはあるものの公式ではないし、Google Playのインストールも多くの人は推奨はしていない。
SpotifyやDAZN、Abeam TVなどのメジャーなアプリはストアにあるので、そこまで気になる点ではないのだろうが。
価格も考えると仕方がないのだけど、色々なアプリを使用したい人は事前に情報を得た方がよいだろう。Amazonのコンテンツを利用する人は問題ないけど。
Fireタブレットをオススメする人

・安価で実用的なタブレットが欲しい人
・Amazonのコンテンツをよく利用する人
Fireタブレットは安価でタブレットが欲しい人の選択肢になる。タブレットとして使うなら、個人的にはFire HD 10がオススメ。
ネットブラウジングや動画視聴、SNS利用などの用途ではあまり問題なく利用できるので、結構実用的に使える。
あとはアプリの品揃えな良くないが、Amazon Prime VideoやKindleなどのAmazonのコンテンツをよく利用する人は問題なく使えると思う。
コロナの影響で主に自宅で過ごすという人もいるだろうから、色々な用途でFireタブレットは安価ながらも活躍してくれるだろう。
コメント