今の時代では気軽にiPhoneなどのスマホで写真や動画を撮影できるようになったので、実際にスマホで撮影をしている人は多いと思う。
それによって、「一眼カメラやミラーレスカメラなどは必要ない」という論調も見られる。
確かにスマホなどである程度の画質の写真や動画は撮影できるが、一眼カメラやミラーレスカメラなどは話題になったりしている。
僕自身はPanasonicのLUMIX G100Dを現在使用しているが、やはりカメラで撮影するのは良いなと思う。
またフルサイズやAPS-Cサイズのセンサーサイズのカメラでなく、マイクロフォーサーズのカメラにも良さがある。
現在使用しているLUMIX G100Dはマイクロフォーサーズのカメラなのだが、コンパクトである程度の望遠撮影にも対応できるのが良いと思っている。
今回はマイクロフォーサーズのカメラを使うメリットについて書いていきたいので、少しでも参考になればと思う。
個人的なカメラの使用歴とG100Dを使ってみて

個人的な主なカメラの使用歴
主に使用してきたカメラ
・LUMIX FZ1000
・LUMIX TZ85
・SONY α33
・LUMIX G100D
最初に購入したカメラは、CASIOのデジカメ(EXILIMシリーズで当時は2万円台半ばで購入したと思う)だったのだが、それが17年前くらいだ。
他にも色々とカメラを使用してきたが、2015年にLUMIX FZ1000を2年ほど使用してきた。1.0型センサーで4K動画が撮影できた。
その後光学ズーム30倍のLUMIX TZ85を使用し、コロナ前にはSONYのα33(APS-Cセンサー)も使っていた。
結構カメラを購入しては手放したりしたのだが、昨年春からLUMIX定額利用サービスを使ってLUMIX G100D(マイクロフォーサーズ)のダブルズームレンズキットを使用している。
主に野球観戦やイベントでの撮影などに使用してきたが、ここ数年はあまり参加できず。G100Dも多用している感じではない。
LUMIX G100Dを使用してみて
先ほどPanasonicのLUMIX G100Dを使っていると書いたが、都内の公園などの写真撮影で使ってきた。
G100Dは、Vlog機として発売されたLUMIX G100の後継機という位置付けで、ミラーレスカメラとしては比較的安価な値段でコンパクトなサイズだ。
昨年の3月から僕は使い始めたが、特に夏場には体調があまり良くなくて撮影にはあまり行けなかった。特に人物写真はあまり撮れなかった。
それでもコンパクトなボディサイズながら、ある程度の綺麗な写真は撮影できるし、動画も4K30fps撮影に対応している。
カメラ自体も軽量なので、スナップ写真を撮影するのにも適していると思う。付属している標準ズームレンズも装着しても結構コンパクトだ。
一眼レフカメラを持って本格的な撮影はしないけど、スマホよりも高画質な撮影がしたい人にもLUMIX G100Dは合っていると思う。
マイクロフォーサーズカメラを使用するメリット

本体購入費用を抑えられる
フルサイズカメラは何十万もする機材もあるが、マイクロフォーサーズカメラは一部のカメラを除けば、比較的安価で購入ができるモノもある。
僕が使用しているLUMIX G100Dはボディ価格ならば9万円前後でそこまで高くないし、カメラレンズもまた一部のレンズを除いてはそこまで高価ではない。
特に初心者の方はいきなり何十万もするカメラに投資をすることに躊躇する人もいると思うが、比較的安価なマイクロフォーサーズ機ならば購入のハードルは低くなるだろう。
そして中古機ならばさらに購入費用も抑えられるので、いずれにせよカメラ本体の購入費を抑えられるのはメリットの一つだ。
コンパクトなボディのカメラも多い
これも一部のカメラを除いてだが、マイクロフォーサーズカメラは、コンパクトサイズの機材も多いという印象だ。
LUMIX G100D以外にも、外に持ち運ぶのにあまり苦労しないサイズのカメラはある。
コンパクトなサイズのカメラならば、気軽に外で撮影ができるメリットもある。そして比較的軽量なのも良い。
またあまり大きくないカバンに入れて持ち運んでの移動もできるので、携帯性にも優れている。女性などには特にメリットだろう。
遠くの被写体を撮影する時に有利
「遠くにある被写体を撮影したい」と思っている人は、マイクロフォーサーズカメラは選択肢に入れても良いと思う。
マイクロフォーサーズは3.5mm換算では焦点距離は2倍になるので、例えば12mm-32mmの標準レンズを使う場合は、実質24mm-64mmの焦点距離になる。
そしてマイクロフォーサーズ機は、望遠レンズで何か遠くの被写体を撮影したい場合には有利だ。
スポーツの撮影などでは重宝すると思っていて、マイクロフォーサーズの望遠レンズを使えばより被写体に寄せて撮影することも可能だ。
他社製のレンズなどが使える
マイクロフォーサーズは、Panasonicとオリンパスが共同規格として採用しているので、例えばPanasonicのカメラにオリンパス(現OM SYSTEM)のレンズを使用することもできる。
マイクロフォーサーズのレンズは他のメーカーも出しているが、他社製のレンズが使えるのもマイクロフォーサーズの良さではないかと。
オリンパスはOM SYSTEMの名称でカメラ事業を継続しているが、それぞれの使用用途に合わせてレンズを組み合わせるのも、レンズ交換式カメラの良さだと思う。
マイクロフォーサーズ機をオススメする人

初めてカメラを購入する人
スマホからのステップアップにマイクロフォーサーズ機は良いと思う。後述するが価格も安価なカメラもあるので、選択肢に入れて良いと思う。
確かに初心者はよりセンサーサイズが大きくて優れた性能のカメラを使うのも良いのだろうが、少しハードルが高いような気もする。
そしてスマホよりもセンサーサイズが大きいデジカメもあるのだが、初めてのカメラにマイクロフォーサーズ機は個人的には購入候補として推奨したい。
少しカメラの知識を学べば、結構良い写真はマイクロフォーサーズ機でも撮れると思う。
購入資金を抑えてカメラを購入したい人
中古品は別として、新品のフルサイズ機やAPS-C機は結構値段もしたりする。確かに中古でセンサーサイズの大きいカメラを購入する考えもあるのだが。
マイクロフォーサーズ機ならば一部のカメラを除けば、そこまで価格が高くないモデルもある。
レンズも比較的購入しやすい金額のモノもあるので、特に少し遠くの被写体を撮影したい場合には45-150mmのレンズなどは中古だとそこまで高くはない。
なるべく購入費を抑えてカメラを手に入れたい人にも良いと思う。
コンパクトで軽量なカメラを使いたい人
これも一部のカメラを除いては、マイクロフォーサーズ機は比較的コンパクトで軽量なモノも多い。
僕が使っているG100Dは少し極端かもしれないが、コンパクトなサイズならば持ち運ぶ時にもあまりストレスではない。
気軽にカメラを使いたい場合や携帯性などを重視する場合には、コンパクトなマイクロフォーサーズ機は良いと思っている。
今日のまとめ

まとめにはなるが、マイクロフォーサーズ機はカメラの中では比較的安価でコンパクトなボディなのは良いし、望遠撮影にも有利だ。
スマホからのステップアップをしたい人には、マイクロフォーサーズ機はオススメできるし、軽量で持ち運びにも便利。
今回はマイクロフォーサーズ機について書いたが、この記事が参考になればと思う。
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