僕はPanasonicのエントリーモデルのミラーレスカメラである、LUMIX G100Dのダブルレンズズームキットを使用している。
もちろんより価格が高く、センサーサイズも大きいカメラに魅力を感じるのだが、LUMIXシリーズは評価している。
LUMIX G100Dはマイクロフォーサーズというカメラセンサーを使用していて、遠くの被写体を撮影するのに役立ったりする。
さらにLUMIXシリーズカメラなので、EXテレコンというより遠くの被写体などを撮影するのに便利な機能がある。
今回はEXテレコンで撮影した写真などを使いながら、EXテレコンについての考察を書いてみたいと思う。
EXテレコンについて

EXテレコンは、画質を劣化させずに被写体を拡大して撮影することができる機能になる。
クロップ機能(カメラ内トリミング)なので画素数は小さくなるが、より被写体に近づけて撮影することができる。
LUMIX G100Dの場合は、4:3のアスペクト比だと写真がMサイズ(3712×2784)ならば約1.4倍、Sサイズ(2624×1968)ならば約2.0倍の倍率になる。
G100Dのダブルズームキットレンズには、45-150mm/F4.0-5.6の望遠レンズが付属している。
マイクロフォーサーズなので35mm換算だと、Mサイズならば望遠端300mmが約418mm、Sサイズならば約592mmになる。
また動画ではフルHD(1920×1080)の撮影では、2.7倍相当になるので、望遠端は810mmほどになる。
写真ではLサイズではEXテレコンは使用できないのだが、画質の劣化が発生するデジタルズームと違って使い勝手は良さそうだろう。
EXテレコンを使って撮影した写真

実際にEXテレコンを使用して撮影した写真を載せてみる。サイズを小さくしているのと撮影者の腕にはご了承を。上野恩賜公園での撮影。


上の画像はMサイズ、下の画像はSサイズだ。Sだと5MPなので大きなモニターなどではあまり綺麗ではないが、スマホやタブレットで閲覧するのにはまだ十分かなと。
続いてLUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6のレンズで撮影した写真。まずはM(10MP)から。


最後の写真はS(5MP)での撮影だが、ある程度被写体を寄せて撮影することができる。
少し前までのiPhoneだと12MPで写真撮影できたので、5MPだと物足りなく感じるかもしれないが、ここは撮影環境や設定などにもよるだろう。
EXテレコンを使うシチュエーションは?

上記の写真は先日訪れた神宮球場の外野席から撮影した写真だが、EXテレコンはこういったスポーツ撮影時には有効的だろう。
もちろん望遠ができるレンズを使った方がより確実にはなるだろうが、もう少し寄りたい時にEXテレコンで何とかするという選択肢もあって良い。
ちなみにデジタルズームも併用して使うことができるが、やはり画質は結構落ちてしまうと感じる。
先日の神宮球場での観戦では、デジタルズームに頼っていたのであまり良い写真が撮れなくて少しだけガッカリしたし。
他では野鳥などの動物を撮影したい場合にも使えるのではないかと思う。遠くの被写体にもう少し寄りたい時には重宝するだろう。
あとはお子さんの運動会などの撮影でも、EXテレコンを使う機会はあるのかなと思う。
EXテレコンのまとめ

LUMIX機に搭載されているEXテレコンだが、画質の劣化を抑えながら被写体に寄ることができるのでありがたい機能だと思う。
画素数は小さくなるが、現座使っているレンズでもう少し寄って撮影したい時にはEXテレコンは積極的に活用したい。
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